TVでサイクルロードレースを観たらダンゼン面白かった

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サイクルロードレース イメージ

【サイクルロードレース イメージ】

コロナ禍で仕事が全くなかった2021年6月、前々から気になっていたツール・ド・フランスが、テレビで全ステージ放映されるというので観てみた。

仕事柄、スポーツ観戦は「現地でライブで見るもの」とばかり思っていたが、サイクルロードレースはテレビで観る方が、ダンゼン面白いと感じた。

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2021年ツール・ド・フランス第1ステージの大波乱

スポーツに多少なりとも興味があれば、誰でも「ツール・ド・フランス」の名前くらい、聞いたことがあるかもしれない。

自分もそうだった。

スポーツ観戦を主軸とした海外専門の旅行会社をやっているため、海外で開催されるさまざまなスポーツの大会には興味がある。

テニス、ゴルフを手掛け、もう少しマーケットを広げたいと思った時、自転車レースもその候補となった。確か、ツール・ド・フランスの最終ステージのホスピタリティパッケージも、その時は販売できたはずだ。

しかし、その時は他のスポーツに関する販売が忙しく、自転車レースの日本での販売を見送った。

だが、興味はそのまま。

そんな折、全世界に広がった、コロナウイルスによるパンデミック。海外専門の当社のような旅行会社は、一斉に仕事がゼロになった。

なにしろ、海外旅行は自粛状態、出入国は厳格に制限されてしまったので、する仕事がなくなってしまった。

さまざまな給付金が設定されたため、片っ端から申請してなんとか凌いではいるが、仕事がないと暇になる。最初は数ヶ月と思っていたのに、2年もそのままだ。

そして、2021年6月、ツール・ド・フランスの全ステージを放映するJ Sportsが、YouTubeで無料放映するというので、見てみることに。

予備知識も何にもない。

しかし、2021年のツール・ド・フランス第1ステージは、後から聞いたところ、歴史に残る大波乱だったそうだ。

200名以上の選手が、群をなしてフランスの田舎道を駆け抜ける。広い幹線道路もあれば、農業用の小道もある。

道の両側には、たくさんの応援する人たち。興奮しているのか、コース上にはみ出てまで応援している人もいる。

そんな中、手作りのプラカードを掲げた観客がよそ見をしたその時、選手の一人がそのプラカードに当たり、ひとかたまりになっていた選手群は、将棋倒しのようにバラバラと崩れた。

大規模な集団落車だ。

初めて観たツール・ド・フランスは、これ以外にも大規模な落車があり、第1ステージから歴史に残る大波乱だった。

懸命に走っている選手には申し訳ないし、不謹慎かもしれないが、「これは面白い!」と思った。

サイクルロードレースはTV観戦が面白い

海外のスポーツ観戦を主軸とした旅行会社をやっている自分としては、

「スポーツ観戦は、現地でライブで見るもの」

とばかり思っていた。

それはそうだ。誰もがテレビでスポーツ観戦をしてしまったら、自分の会社も成り立たなくなってしまう。

だが、サイクルロードレースはそうではなかった。なぜなら、

  • 現地で観るなら、スタートからゴールまで一緒に伴走しなければ面白みがない
  • 一度に200名近い選手が一斉に走るため、全員追いきれない
  • 不謹慎だが、落車は面白い。だが、どこで起こるかわからない
  • ドローンやヘリの映像も入り、フランスの美しい風景と共に観ることができる
  • 歴史的建造物も映り、解説者による説明とともに観ることができる
  • 要所要所にホスピタリティエリアの設置はあるが、それ以外は道端での観戦となるのはつらい

といった理由から。

いってみれば、マラソンの観戦のようなものに、落車やメカトラという予期せぬアクシデントがプラスされたようなものだ。

繰り返すが、「スポーツ観戦は、現地でライブで見るもの」と思っていた自分には、ある意味屈辱的ではある。

しかし、面白さには負けてしまった。

第2ステージ以降は無料放送はなかったので、早々にJ Sportsチャンネルを契約した。スカパーは契約済みなので、J Sportsチャンネルを追加契約するだけで、翌日の第2ステージから最終ステージまで、じっくりと堪能することができた。

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「マイヨ・ジョーヌって、なに?」状態

スポーツ観戦を販売していると、時にはそのスポーツのルールや専門用語を理解せずに販売していることがある。

お客様とのやりとりで、わからないまま話していれば、お客様の方でもそのことに感づくだろう。

だから、後からいろいろ調べる。

サイクルロードレースは、まだ会社の商品として販売していないものの、テレビで観るにもルールや専門用語は知っておいた方が面白い。

「予備知識ゼロ」のまま観始めたツール・ド・フランスは、やたら専門用語が多かった。

マイヨ・ジョーヌって、なに?

プロトン?

グランツール?

「ポガチャル」って、だれ?

自転車ファンなら常識とも言えるこれらの言葉を、最初はスマホで検索しながら観ることとなった。

少しずつ分かってくると、レースがダンゼン面白くなる。

だからもっと調べる。

特別ロードバイクに乗っているわけでもないし、趣味というわけでもないが、サイクルロードレースがだんだんと面白くなってきた。

そうなると、ツール・ド・フランスだけではない。

これからは、調べたことがすぐにわかるように、このブログでサイクルロードレースについて、あれこれ書いていこう。

あくまで素人目線で書くことなので、マニアの方には暖かい目で見ていてほしい。

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