トリオラ(リグーリア州)|BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」で紹介された村

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トリオーラ

毎週土曜日の18:00から、BS日テレで放送されている「小さな村の物語 イタリア」をご存知でしょうか?

旅番組や紀行番組とは違い、気候や風土に逆らわず共存しながら暮らす…、人間本来の暮らしが息づく「小さな村」で生活する人たちを取り上げて紹介する番組です(公式サイト/番組概要より)。

オープニング&エンディングテーマの「L’Appuntamento 逢いびき」も、家族やパートナーを愛するイタリアの人たちの気持ちを良くあらわしていて、内容にとてもマッチしています。


しかし、あいにく旅番組ではないため、マップでおおよその場所は紹介されながらも、その村への行き方などは一切紹介されません。

そこで、「オーダーメイドなら世界中どこでも旅することが出来る」と紹介しているフライトが、「小さな村の物語 イタリア」で紹介された村への行き方を紹介します。

その第1回目は、2010年9月に放送された、リグーリア州トリオラです。

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番組の内容と筆者訪問歴

2007年に放送が開始されたこの番組では、毎回2人の村人にスポットを当てて、交互に村での生活ぶりを紹介しています。

老人と青年、マンマと子供たちなど、取り上げ方はさまざま…、生まれてから村を一度も出ていない者、また都会にあこがれて村を出たものの、さまざまな理由で戻ってきた者、それぞれの人生を飾ることなく紹介しています。

番組概要に記されている「豊かに暮らす 美しく生きる」とは、どういうことなのかを考えさせてくれ、また同時に「こんな素朴なイタリアを訪れたい」と思わせてくれます。

今まで何度もイタリアを訪れた筆者も、実は紹介された全村のうち訪れていたのはたった2つ。リグーリア州のアプリカーレ(2007年12月放送)とトリオラ(2010年9月放送)のみでした。

バックナンバーリストを見る限り、必ずしも観光地というわけではなく、またほとんどの村が旅人には少々難儀なアクセスです。

筆者が訪れたことがある2つの村は、どちらも「イタリアの最も美しい村々」に認定された村で、それをテーマにしたツアーを企画・添乗したため訪れることが出来たわけです。

2つの村の詳細は以下をご覧ください。

トリオラというところ

トリオラは、リグーリア州インペリア県に属する村。リヴィエラ海岸の中心、サンレモの真北約20kmに位置しています。

標高約800mのトリオラは、周囲を頑強なリグーリア・アルプスの山々に囲まれていて、それがトリオラの村の美しさを引き立てています。

山の高低差を利用して、迷路のような細い路地が、村全体に張り巡らされているトリオラ。ところどころにある石造りのアーチによる薄暗さに、ふと「魔女裁判の村」という言葉が脳裏をよぎります。

筆者のトリオラの印象は、当時村唯一のホテルで、とても居心地が良かったHotel Colomba d’Oro(今は営業していません)と、そのホテルが毎日仕入れていた村唯一のパン屋のパンがとてもおいしかったこと。

このパン屋については、上述の「私が訪れたイタリアの美しい村々 – トリオラ リグーリア州」でも紹介しています。

トリオラの画像は以下からご覧ください。

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トリオラへの行き方

そんな幻想的な村トリオラへの行き方を、以下に紹介します。

空港と最寄都市

トリオラを訪れるには、まず、前後中継地点となる町に滞在します。

リヴィエラ海岸から直線距離にして約20kmなので、このあたりの町としてはサンレモかタッジアとなりますが、宿泊施設はリゾート地でもあるサンレモが便利でしょう。

最寄空港はコート・ダ・ジュールのニース空港。ここからサンレモまでは、バスと鉄道を乗り継ぎ約2時間で移動可能です。

移動はバスで

サンレモからトリオラまでは、Riviera Transporti社が運行するLine 16で約1.5時間。同サイトより時刻表のPDFファイルを見ることが出来ます。

サンレモの出発地点は、この会社の本社があるバスターミナル。駅からは多少離れているので、タッジアまで鉄道で移動し、タッジア駅前からバスに乗り換えるのが便利かもしれません。

乗り継ぎ時間を含めても、ニース空港から約半日でトリオラに到着することが出来ますが、イタリアの交通機関は時間通りに運行することは稀なので、やはり中継地点に1泊し、余裕を持って訪れるのが良いでしょう。

無理のない日程で「小さな村の物語 イタリア」で紹介された村を訪れる旅行は以下からお問い合わせください。

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