この度、当社ウェブサイトに掲載の「究極のオーダーメイド旅行 – 2名から添乗員付き」プランで、イタリア・フランス旅行が実現しました。
お客様のご希望・ご予算と当社提案プラン、そして双方のスケジュールが合致して実現したものです。
これから海外旅行を計画する人で、
「初めての海外旅行で失敗したくない」
「催行日や催行人数を気にせず安心した旅行をしたい」
「思い通りの旅がしたい」
という方は、この記事を参考にこのプランをご検討ください。
「究極のオーダーメイド旅行 – 2名から添乗員付き」プランとは?
ポイント1 旅行代金は人数+添乗員分
このプランの最大ポイントは、旅行代金。
例えば、2名+添乗員の場合、3名分の旅行代金を2名でお支払い頂きます。
最低2名から承りますが、3名や4名なら一人あたりの旅行代金はより安価になります。
とはいえ、航空券や宿泊代などの各旅行素材は安価な団体料金ではなく個人料金、かつ同行する添乗員費用を旅行者全員で負担するため、けっして安価な旅行ではありません。
さらに、添乗員費用には、添乗員の航空券代や宿泊代だけではなく、日当や食事代、諸経費が含まれます。
しかし、自分たちだけのために添乗員が同行するのなら、その旅行は予算以上に特別な、そしてプレミアムな旅行になることでしょう。
ポイント2 最少催行人数によるツアーキャンセルがない
「究極のオーダーメイド旅行 – 2名から添乗員付き」プランでは、最少催行人数によるツアーキャンセルがありません。
通常の添乗員付きツアーは、ほとんど最少催行人数が設定されています。そのため、設定された人数に達しなければ、出発前にツアーキャンセルになってしまいます。
このプランなら、タイトルに謳っているように「最低2名から」ですし、旅行者から依頼を受けてから企画するオーダーメイド旅行なので、そもそも最少催行人数といったものはありません。
また、通常の添乗員付きツアーは出発日が限定されていて、毎日出発というわけではありません。
ですが、このプランでは、お客様と当社の都合が合致すれば、ご希望の日程でのご旅行が可能です。
ポイント3 最初から最後まで専任スタッフが担当
「自分の旅行のことは、担当の◯◯さんが全てわかってくれている」
という安心感、実はこのこと、とっても大事です。
このプランでは、企画立案から添乗まで、すべて専任スタッフが担当します。
プラン作成時の細かな希望から、各サプライヤー(航空会社、ホテル、観光ガイドなど)の手配、それに基づく添乗業務まで、一人のエキスパートスタッフが担当します。
なので、「電話をかけても担当者がわからず、たらい回し」と言ったことはあり得ません。
また、大手ツアーの添乗員はほとんどが派遣添乗員のため社外スタッフですが、当社では必ず自社のスタッフが添乗員として同行します。
依頼内容からプランを企画
まずは、ご依頼の内容をご紹介します。
今回、旅行する方のご家族(姪御さん)であるご依頼者から、見積もりフォームで届いた内容は以下の通り。
見積もり依頼時:2024年5月末
旅行期日:2024年9月後半(9月21日発、多少前後は可能)
ホテル:デラックスクラスはじめてメールさせていただきます。
今回叔母(70代)とその孫(20歳)の二人でイタリア+フランス旅行を計画しております。
叔母は何度も海外旅行の経験があるのですが、いつも添乗員さん付きのツアーで個人旅行はほとんどありません。20歳の孫は今回初めての海外旅行になります。
そのため、できれば自由旅行で日本出発から添乗員さんにサポート頂ければと思い問い合わせさせていただきました。希望地としては、
【イタリア】
ミラノ:ガッレリア、ドゥオーモ、最後の晩餐、ガレリアレストラン、スターバックス・リザーブロースタリー・ミラノ
ベネチア:ドゥカーレ宮殿、サンマルコ寺院、サンマルコ広場、リアルト橋、カフェフローリアン
フィレンツェ:サンタ・マリア・ノヴェラ
バチカン市国(ローマ):サンピエトロ大聖堂
【フランス】
パリ:エッフェル塔、凱旋門、ベルサイユ宮殿、サントシャペル、オペラ座、ルーヴル美術館、ラデュレ本店食事については叔母が小食なので、現地で食べたいものをその都度現地で支払うかたちが希望です。
もちろん添乗員さん分も現地で支払いいたします。日程は忙しすぎず、ゆったりしたスケジュール希望です。
国際線航空券は往復プレミアムエコノミー、予算は1名あたり100万円を考えており、添乗員さんはプラスで同じくらいかかると考えております。
日数は10~12日間あたりで周れたらと思います。恐れ入りますが日程・料金見積もりお願いできないでしょうか。
2名+添乗員で300万程度というかなり豪華な内容ですが、全てがこのような依頼ばかりではありません。
当社では、内容に相当するご予算にあわせてプランをご提案します。
旅行会社に見積もりを依頼する際に大切なことは、
- 自分の希望をはっきりと、行きたいところや見たいものはできる限り提示すること
- 可能な予算を明確にすること
です。その点では、この見積もりは的確に旅行者の希望が書かれています。
もちろん、日程や予算によりご希望に添えることと添えないことがありますので、内容には優先順位も考慮しておきましょう。
この見積もり依頼に対して、ご提案した日程はコチラのPDFをご覧ください。
今回は少食な旅行者に合わせて、その都度レストランを探し、メニューを決めることが最大のミッションでした。
旅行申し込み・手配から出発まで
旅行申し込み
旅行代金はご予算より少々オーバーしましたが、2024年6月上旬、当社からの提案は修正もなく一発で旅行契約、申し込みとなりました。
航空券は予約後一定期間のうちに発券・購入の制限があるため、標準旅行業約款・手配旅行契約の部で、キャンセル料が緩やかな現地費用は受注型企画旅行契約の部での契約となります。
契約内容の違いについては、当社ウェブサイト「旅行契約の基礎知識」をご参照ください。
旅行契約時にお支払いいただく申込金は、航空券代は全額、そして現地費用は10%としました。航空券は、航空会社より購入期限の設定があり予約後すぐに購入となるため、その費用を事前にお支払いいただきます。
手配経過
近年、ヨーロッパの美術館や博物館はほとんどが事前予約制となっています。
ご依頼内容で特に厄介なのは、ミラノのサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会の「最後の晩餐」。
コロナ禍前からとても人気のこの教会への入場は、なかなか入場予約が取れないことで有名です。現地手配会社からも、希望日の1ヶ月前より手配との連絡を受けていました。
今回の依頼内容にも含まれているため、早くから現地手配会社にリクエストをしておき、7月下旬にやっと予約が確保できました。
ご出発1ヶ月前には旅行費用残金をお支払いいただき、後は出発の準備です。
旅行説明のため面会
この時点まで、依頼者・実際の旅行者ともに電話での会話もなく、また一度もお会いしていません。
当社では、全てメールでお客様とやり取りをします。電話では「言った、言わない」の水掛け論が発生しやすいため、メールによって全てのやり取りを記録に残します。
しかし、通常の個人旅行とは違い、約10日間一緒に行動する添乗員がどんな人物か、気になるはずです。この度の旅行に同行する添乗員は当社代表であることを事前にお伝えしていましたが、情報はそれだけです。
実際、依頼者より
「添乗員の方の簡単なプロフィール等お送りいただければ幸いです。(叔母がどういう方なのか知りたいと言っておりますので・・・)」
というご希望もありましたので、ご出発1ヶ月前を過ぎてから、旅行説明を兼ねてお会いすることになりました。
添乗員自身が旅行者のご自宅まで赴き、依頼者・旅行者と面会して旅行者の不安を取り除きます。また、この時点で旅行に対する疑問点や持っていくと便利なものなどのトラベルチップスにお答えし、旅行の準備に備えていただきます。
そして、いよいよ出発です。
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